第一生命との業務提携

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医療分野だけではなく、関連しているその他の業界と業務提携をすることは、調剤薬局業界においては非常に珍しいことです。
しかし2017年2月に第一生命保険株式会社とネオファースト生命保険株式会社、そして大手調剤薬局の日本調剤とが業務提携を結ぶことになりました。
これは革新的な試みで大手保険グループと大手調剤薬局チェーンの提携は日本初です。
この提携によりスマートフォンアプリ等における連携や双方のノウハウを生かした新たな保険商品・サービスの開発などの健康寿命延伸に向けた取り組みが強化されます。

第一生命が有している圧倒的な知名度や実績、ノウハウは何にも代えがたいものですし、逆に日本調剤が各地に有している調剤薬局ネットワークやアプリケーション、地域医療への取り組みなどは生命保険会社にとっても魅力的なのでしょう。

このように業務提携を結んだ3社なのですが、2017年5月より日本調剤ではほけんショップを開設しています。
これは第一生命グループとの提携による取り組み第1弾で保険代理店を調剤薬局内に設け、既に代理店業務を行っているアフラックの保険商品に加え、第一生命グループのネオファースト生命の保険商品の販売も行う店舗です。
保険代理店が設置された店舗は全部で7つあり、東京と神奈川県に集中しているのが特徴でしょう。(調布店は6月より)

同一店舗内で薬局業務と保険販売業務が行われますがスペースは区別され、それぞれの業務の有資格者が専任で業務を行うので、薬剤師が保険販売業務を行うといったことやその逆も当然ありません。
また薬局とほけんショップの間で個人情報のやり取りを行うこともないので安心です。

保険の加入を検討したい人たちにとって、保険代理店というのは行きにくい場所でもあります。
しかし調剤薬局に設けられているパターンであれば、気軽に足を運びやすいですし、処方せんによる調剤ついでに立ち寄ることもできるので、調剤薬局を利用する患者さんにとっても提携している保険会社にとってもメリットは大きいでしょう。また、日本調剤が運営するほけんショップではアフラックやネオファースト生命以外の保険についても相談できるため保険の見直しなどにも利用できます。

ちなみに生命保険の代理店を調剤薬局に設置するという取り組みは日本調剤の店舗のうち30店舗で実施しているのみでまだまだ限定的です。
今回の提携による様々な取り組みが健康寿命延伸に向けたモデルケースとなれば、他の店舗や他の調剤薬局チェーンにもこの動きは波及していくはずです。

第一生命グループとの業務提携によって、お互いがお互いの強みを利用し地域の人々の健康維持や健康増進などに繋げています。

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